岐阜県中津川市の美容院ニコルです。当店では“同窓会で輝く”をコンセプトとして、艶髪と豊かな髪のボリュームに特化しております。
お客様から頂いた質問に、当サロンなりの回答をさせて頂いております。同じ悩み・疑問をお持ちの方は是非参考にしてみて下さい。そして、解決法に納得、可能性を感じられた方は、当サロンをご利用頂ければきっとご満足いただける結果をご提供出来るかと思います。

 

質問 ヘアケアについて。
私はかなりの細毛、癖毛、傷んでいると言う髪質です。ブリーチはしてませんがカラーは良くします。いろんなヘアケア商品を使ってるのですがなかなかこの髪質に合うトリートメントが見つかりません。オススメの洗い流さないトリートメントを教えていただきたいです。

答え

ヘアケアの方法は、スキンケアと非常に似ています。理由は、頭皮は顔の肌とお隣さんです。性質は非常に近いものになります。その頭皮から生えている髪ですから。

 

細い毛と言うのは太い毛と比べて容器が小さいと考えられます。細い管と太い管みたいな。細い管は、太い管と比べて中身の体積が少ないです。なので、明るくする作業も太い毛にくらべて早く行う事ができます。小さい部屋と広い部屋の掃除完了スピードみたいな。

 

オススメの洗い流さないトリートメントと言う事ですが、シャンプーやトリートメントも併せて考えた方が良いかと思います。理由は、以上で伝えたように一般大衆向けの商品とは違った性質を持った髪だからです。

 

■シャンプーは髪が細いから洗浄力は弱くても洗いきる事が出来るかと思います。

■トリートメントは髪が細いから必ずしもダメージケアがいいとは限りません。ダメージケア商品の中には、しっとりと重い仕上りにする事で髪を落ち着かせる効果を目的としたものがあります。これを細毛が使うとぺったんこになります。ぺったんこが好きであれば問題ありません。

 

 

そして、洗い流さないトリートメントですが、スキンケアと同じ発想で試してみて下さい。スキンケアは基本的に、洗顔→化粧水→美容液→下地だと思うんです。髪も同じ考え方でするといい結果になります。化粧水美容液に様な役割を持つ商品は、ナプラのイノートやケラスターゼのフルイディシームをお勧めします。両方ともミストタイプの洗い流さないトリートメントです。

その上から軽いオイルタイプを付ける事をお勧めします。商品はケラスターゼのユイルクロノロジストやフルイドクロマリッシュがお勧めです。

 

最後にヘアアイロンについてですが、アイロンを使う場合はアイロン専用のトリートメントを使う必要があります。理由は髪はタンパクで出来ています。そのたんぱく質をアイロンの170℃~220℃くらいの高温のプレートで挟んで引っ張るんです。からあげやてんぷらの温度でやってるんです。もっと詳細な記事も書いております。

ヘアアイロンをする前に髪の為にトリートメントを使わなければいけない理由

シャンプー等のヘアケアは髪質に合った物を使う事が一番パフォーマンスが高まりますので、必ずしも他人のお勧めは自分へマッチするわけではありません。が、アイロンの熱は万人に共通して同じ影響を与えます。形が付くという影響と熱ダメージと言う同じ対価を得ます。まして、質問者さんのようなダメージの自覚があって細毛である人は、これの使用を強く勧めます。綺麗に髪を保ちたいのであればです。アイロン用トリートメントは、価格と効果が比例しますので、可能であれば高い物を使う事をお勧めします。理由はアイロンの熱は万人に共通の影響だからです。