岐阜県中津川市の美容院ニコルです。当店では“同窓会で輝く”をコンセプトとして、艶髪と豊かな髪のボリュームに特化しております。
お客様から頂いた質問に、当サロンなりの回答をさせて頂いております。同じ悩み・疑問をお持ちの方は是非参考にしてみて下さい。そして、解決法に納得、可能性を感じられた方は、当サロンをご利用頂ければきっとご満足いただける結果をご提供出来るかと思います。

 

頭皮の硬さについて質問です。
頭皮の硬さが顔のたるみに直結すると噂では聞いていたのですが、つい先日テレビで、その話題を取り上げていました。

頭皮の硬さチェックの一つ目が、『頭皮が指でつまめるか?』でした。私は全くつまめるか感じがしないのですが、つまめる人はつまめるんでしょうか?

厚みもそんなにないように思います。そんなこと出来るのか、また、マッサージ等を行えば頭皮の硬さは改善するのか…実際にやってみて変わったよという実体験、美容師さんなどのプロの方などの経験談等も含めて知りたいので質問させていただきます。

よろしくお願いします。

答え

美容師です。

頭皮がつまめるというのが、生卵を箸でつまむかの如く出来る度合いと言うのは不可能ですが、空気がパンパンに詰まったゴムボールをつまむくらいの弾力であれば可能な頭皮と言うのは存在します。ゴムボールの種類も硬さも想像は人それぞれだと思いますがざっくりイメージです。自転車のタイヤならどうでしょうか?

顔のたるみについてですが、頭皮の硬さも関係しています。ただ、硬い→たるむというのが絶対条件ではなく十分条件です。

たるむという状態は皮膚が重力に引っ張られて緩んでいる状態。緩んでいる箇所があると言う事は引っ張られている部分があって、それが頭皮。とくに頭頂部は人間の中で最も地面から離れている場所ですから一番強く引っ張られている事になります。これが硬いとかつまめないと言ったことです。

人間の首上を6面体で考えると、下面は首と繋がっていて、側面のどれか一面が顔になります。上面を含めた残りの4面が頭皮となり、これらの面は全て繋がっています。顔と言う一面を引き上げたいのであれば、顔を引き上げるよりも頭皮を引き上げる方が効率がいいのです。1/5の顔に注力するのではなく4/5を占める頭皮に目を向けるべきです。

これを行うのが頭皮マッサージ(ヘッドスパ)です。お店によっていろいろありますが、最近はエステでもヘッドスパを提供するお店があります。

私の提供するヘッドスパの目的は顔の引き上げと頭皮の改善です。リラクゼーションは3番目です。重力によって垂れ下がった頭皮は下へ垂れ下がるので、トップは頭皮が張った状態でぴちっとしているのに、側面(特に後頭部)は肉がたまります。頭皮環境としてふくよかな方がいいので、トップは薄毛で側面は髪ボーボーとなる要因にもなってます。例えるのであれば、ネギが長く太く育つには、畑の土が浅くて硬いか、深くて柔らかいかです。花瓶も、細長い花を立てるには花瓶の長さ(深さ)が必要です。これが頭皮でも同様に起こります。こういった問題を解決する事を意識したカウンセリングからの技術手順とアイテムとメニュー展開をしています。