岐阜県中津川市の美容院ニコルです。当店では“同窓会で輝く”をコンセプトとして、艶髪と豊かな髪のボリュームに特化しております。
お客様から頂いた質問に、当サロンなりの回答をさせて頂いております。同じ悩み・疑問をお持ちの方は是非参考にしてみて下さい。そして、解決法に納得、可能性を感じられた方は、当サロンをご利用頂ければきっとご満足いただける結果をご提供出来るかと思います。

【質問】

Instagramの美容師のアカウントの「ブリーチなし」って詐欺にならないのでしょうか?
美容師のインスタでよく「ブリーチなし」のミルクティーベージュとか寒色系の色とか載せてる人がいますが、ほとんど加工か染める前既に髪の毛が明るい人が染めたからという場合が多いじゃないですか。

それを見て何も知らない素人がブリーチしなくても出来るんだ!と思って美容室で写真見せてブリーチなしでお願いして染まらなかったというオチがほとんどだと思うんです。実際、インスタ見てブリーチなしって書いてるからブリーチなしでできると思ってお願いしたら茶色にしかならなかったとかそういう人も何度かみたことあるし、私の友達もブリーチしないでアッシュ系にしてもらって結局アッシュにはなってなかったりで。

そういう投稿してる美容師のあげる写真はほとんど加工されてて、ただロングヘアからボブにしてカラーはしてないお客さんの写真でも、黒髪なのに加工されてるせいでグレーアッシュのような髪色に見えたりとかもしますし、、
加工とかのせいでお客さんがブリーチなしでも写真のような色にできる!と思ってお願いしてしまうし、こういうのって詐欺みたいにならないんですかね?

しっかりしてる美容室ならそういう写真お客さんに見せられたらそれはブリーチしないと難しいですって言ってくれるとは思うんですが、ほかの美容室からしても「ブリーチなし」加工投稿のせいでそれを見てお願いするお客さんもいると思うし、迷惑なんじゃないかなと思ったりもします。

詐欺にならないのか、詐欺じゃなくても詐欺に近いものになるのか?
ということと、
ほかの美容師からみて「ブリーチなし」加工投稿は迷惑かを知りたいです。

【答え】

迷惑と言っていいのか分かりませんが、よくないと思いますね。詐欺かどうかに関しては詐欺でないと思います。前提条件ありとはいえ、嘘ではないと思うし、加工が詐欺だったら隣国アイドルは詐欺だらけです。そのゴールを見る事で喜んでくれる人もいます。真面目に答えると、色のとらえ方は個人の解釈です。

カラーの希望を伺う際に、私は持ってこられた画像のどこの色の事を言っているのかを聞きます。

暗い部分なのか、光が当たっている明るいところなのかそれを通訳と明確・可視化するのがカウンセリングに求められると思うんです。

あなたが言うような状況で、加工や前提条件ありのカラーを希望して「はい、わかりました。」と受ける美容師側も良くないと思います。カウンセリングでスタートとゴールのつなぎの役割を果たすには不十分な仕事です。

飲食店で考えると、これを食べたいと思って行ったのに、条件を満たさないと食べれれないものだった。みたいな。しかし、飲食と美容院の違いは材料が店舗由来なのか、顧客由来なのかという違いがありますがら一緒には出来ないですが、材料の違いとオーダーに対して目的を達成できるがどうかを調整する能力が担当者に必要だと思います。

正直、これらを文句言ったところで国が動くわけでもなければ世論も動かないと思うので、消費者と提供者が賢く情報収集と発信をするしかないと思います。そういった風潮を私も感じていますので、確実で正確な情報を発信するように努めているつもりであります。当店ではそういった相違がないようにじっくりとカウンセリングを実施し、創業40年以上の積み重ねから得た、お客様の要望を埋もれさせない項目をカウンセリングで設けています。これを抑える事で希望のカラースタイルに確実に近づくことが出来ます